河合優実(Yūmi Kawai)
2024年のテレビドラマ『不適切にもほどがある! 』で昭和の女子高生・純子を演じ、一気に全国区の人気を得た 河合優実 さん。主演映画『あんのこと』では日本アカデミー賞の最優秀主演女優賞に輝き、2028年にはNHK連続テレビ小説(朝ドラ)『ほんのモキチ』のヒロインも控えています。ダンスに夢中だった少女は、どのようにして日本映画界が注目する存在になったのでしょうか。
日本には、白石麻衣さんをはじめ、若い世代で活躍する魅力的な俳優やタレントが数多くいます。今回は、作品ごとに違う顔を見せる女優・河合優実さんの学歴や家族、出演作、受賞歴について、さらにユニークなエピソードを交えて詳しく解説していきます。
基本情報
河合優実(かわい・ゆうみ)さんは東京都練馬区出身、2000年生まれの女優です。2019年にデビューすると、わずか数年で映画賞の新人賞を次々と受賞。2025年には第48回日本アカデミー賞で最優秀主演女優賞を手にし、映画・ドラマ・アニメの声の出演・CMと、活躍の場を広げ続けています。
詳しいプロフィールの前に、まずは河合優実さんを知るうえで欠かせない3つのポイントを紹介します。
役者を志したきっかけはダンス。
小学3年生でダンスを始め、高校ではダンス部に所属。高校3年生のときに観たミュージカル『コーラスライン』で、表現を仕事にしたいという気持ちが固まりました。
2022年だけで8本の映画に出演。
自主映画やミニシアター系の作品から話題の大作まで、規模を問わず出演を重ねてきた努力の人です。
2024年度の映画賞
キネマ旬報ベスト・テンやブルーリボン賞、毎日映画コンクールなど、日本を代表する映画賞の主演部門を次々と受賞しています。
河合優実さんのプロフィール
若手実力派女優として、映画やドラマで目覚ましい活躍を見せている河合優実さん。まずは、河合優実さんの基本的なプロフィールをリストにまとめました。
✔️ 名前 | 河合優実(かわい・ゆうみ) |
|---|---|
👉 本名 | 非公表 |
📅 生年月日 | 2000年12月19日 |
📌 出身地 | 東京都練馬区 |
📏 身長 | 166cm |
🩸 血液型 | 非公表 |
🎬 職業 | 女優 |
📝 所属事務所 | 鈍牛倶楽部(どんぎゅうくらぶ) |
⭐ デビュー | 2019年 |
経歴
川井ユミさん、テレビドラマ『これはもう場違いすぎる!』にて
河合優実さんは2000年12月19日、東京都練馬区で生まれました。父親は映画好きで、家で観ている映画を河合さんも隣で一緒に観ていたそう。母親は歌が大好きで、社会人演劇に打ち込んでいた時期もありました。そんな両親のもと、三姉妹の長女として育っています。
両親はザ・ドリフターズのファンでもあり、家にあったDVDボックスで河合さんもドリフを見て育ちました。お正月に親戚が集まると芸を披露し合うような、笑い好きでにぎやかな家庭です。
ダンスと出会ったのは小学3年生のころ。妹が通っていたダンススタジオに、自分も通い始めたのがきっかけでした。中学進学とともにいったんダンスから離れますが、この経験がのちの進路を大きく左右することになります。
学歴
河合優実 学歴
中学校を卒業した河合優実さんが進んだ高校は、東京都立国際高等学校です。英語教育に力を入れている都立高校で、河合さんも「高校が国際学科でちょっとできるようになった」と話しています。2024年10月放送の『アナザースカイ』では、21歳のときに映画の準備で3週間滞在したニューヨークを再訪し、お世話になった現地の女性と英語で語り合う姿も見せました。
高校の3年間はダンス部に所属し、公演や文化祭で仲間と踊り続ける日々を送りました。行事の多い学校で舞台に立つ機会も多く、練習を重ねたステージを見て友達や後輩が泣いてくれる姿に、表現することの喜びを知ったといいます。それでも、進学先は最後まで一般の大学を考えていたそう。
転機は高校3年生の夏休みでした。文化祭のクラス劇のテーマが『コーラスライン』だったことから、渋谷で上演されていたブロードウェイミュージカル『コーラスライン』を観に行き、「こっちの世界に懸けよう」と決意。その日のうちに事務所を探し始め、自ら応募しています。同じころ、ほかの方が撮る自主映画への出演も決まり、本人いわく、それだけで「役者の切符」を手に入れた気持ちだったとか。
進路もぎりぎりで切り替え、芝居をもっと深く学ぼうと日本大学芸術学部演劇学科に進学しました。通称「日芸」と呼ばれ、多くの俳優や映画監督を輩出してきた学部です。大学の同級生には女優の見上愛さんがいて、2人は2024年6月のトーク番組『ボクらの時代』でも共演しています。河合さんは女優の仕事と学業を並行していましたが、大学はのちに中退しています。
私生活
河合優実そして 池松 宗介
2026年9月時点で、河合優実さんは結婚しておらず、子どももいません。恋愛面で知られているのは、2023年4月に写真週刊誌『FLASH』が報じた、俳優・池松壮亮さんとの熱愛です。2人は2022年公開の映画『ちょっと思い出しただけ』で共演しており、この作品がきっかけで距離が縮まったと伝えられています。報道を受け、池松さんの所属事務所は「プライベートは本人にまかせています」とコメントし、否定はしませんでした。
その後も同棲を伝える報道が出ていますが、本人たちが交際を公表したことはありません。彼氏とされる池松さんは河合さんより10歳年上で、日本の映画界で長く活躍してきた実力派です。
仕事の面では、話題作への出演が続くなかで「これ以上忙しくなったら、無理なタイプだとわかりました」と笑いながら明かしたことも。自分の許容量を知ったうえで、ひとつの作品に丁寧に向き合うやり方を模索しているそうです。
キャリア
河合優実キャリア
河合優実さんのキャリアは、自主映画やミュージックビデオから始まりました。そこから数年で映画賞の主演部門を制し、朝ドラの主演をつかむまでの歩みを、時期ごとに見ていきましょう。
2019年〜2020年 ダンス少女が役者の道へ
河合優実 映画『よどみなく、やまない』にて
表現を仕事にしたいと考えた河合さんは、芸能事務所・鈍牛倶楽部に所属し、2019年2月にデビューしました。同年は短編映画『よどみなく、やまない』に出演したほか、ロックバンドのミュージックビデオにも登場しています。
2019年5月には、TBSのTVドラマ『インハンド』第4話でテレビドラマに初出演。舞台にも挑戦し、2020年には松尾スズキさん作・演出の『フリムンシスターズ』に出演しました。この時期に積み重ねた小さな役の一つひとつが、のちの飛躍の土台になっています。
2021年〜2022年 新人賞を総なめにしたブレイク前夜
河合優実 映画『PLAN75』にて
2021年、毎日放送のドラマ『夢中さ、きみに。』でテレビドラマ初のレギュラー出演を果たします。同じ年に公開された映画『サマーフィルムにのって』と『由宇子の天秤』での演技が高く評価され、ヨコハマ映画祭の最優秀新人賞やキネマ旬報ベスト・テンの新人女優賞、ブルーリボン賞の新人賞などを次々と受賞しました。同じ2021年には、WOWOWの連続ドラマW『さまよう刃』で、事件の被害者となる娘・長峰絵摩を演じています。
2022年は『PLAN75』『ある男』『愛なのに』など、1年で計8本の映画に出演。NHKのドラマ『17才の帝国』にも出演し、映画ファンの間では「どの作品にも出ている若手」として名前が知られるようになります。
2023年〜2024年 ドラマと映画で一気に全国区へ
河合優実 映画『少女は卒業しない』にて
2023年には、映画『少女は卒業しない』で長編映画に初主演。さらに作家・岸田奈美さんの実話をもとにしたNHKのドラマ『家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった』で、連続ドラマ初主演を務めました。舞台は関西で、流ちょうな関西弁で主人公を演じ切っています。2024年にNHK総合で放送された際には、最終話のあとに番組公式サイトで公開された本人のブログが、その文章力でも話題になりました。
大きな転機となったのが2024年です。宮藤官九郎さん脚本のTBSドラマ『不適切にもほどがある! 』で、主人公の一人娘で昭和の不良少女・純子を演じ、幅広い世代に名前が知られるようになりました。同じ年、主演映画『あんのこと』と『ナミビアの砂漠』が相次いで公開。『ナミビアの砂漠』は第77回カンヌ国際映画祭の監督週間で国際映画批評家連盟賞を受賞しています。劇場アニメ『ルックバック』では主人公・藤野の声を担当し、年末には第75回NHK紅白歌合戦のゲスト審査員も務めました。
2025年〜現在 アカデミー賞女優から朝ドラヒロインへ
河合優実 映画『あんのこと』にて
2025年3月、『あんのこと』で第48回日本アカデミー賞の最優秀主演女優賞を受賞。4月からは朝ドラ『あんぱん』で、ヒロイン一家の次女・朝田蘭子を演じました。出演した映画『旅と日々』は、スイスのロカルノ国際映画祭で最高賞の金豹賞を受賞。秋には岩松了さん作・演出の舞台『私を探さないで』にも出演しています。
2026年6月には、2028年度前期の朝ドラ『ほんのモキチ』でヒロインを務めることが発表されました。脚本は『不適切にもほどがある! 』で組んだ宮藤官九郎さんで、歌人・斎藤茂吉の妻である斎藤輝子さんをモデルにした杜テル子を演じます。2026年10月からはフジテレビのドラマ『ポリティカルパン』やNetflixのシリーズ『俺のこと、なんか言ってた? 』への出演も控え、仕事の幅は広がる一方です。
趣味・特技・好きなもの
河合優実歌っています
女優としては役柄ごとにまったく違う表情を見せる河合優実さんですが、素顔はどんな人なのでしょうか。ここでは性格や趣味、好きなものから、その人柄をのぞいてみます。
性格
母親によると、幼少期の河合さんは道端の石や葉っぱが気になると、そこから一歩も離れなくなる子どもだったそう。幼稚園の運動会のビデオには、整列の途中で地面の白線が気になって近づき、先生に連れ戻される場面が3回ほど映っていたといいます。本人も、夢中になると「人の声が聞こえなくなってしまう」と話しています。一方で、大きくなってからは学級委員やリーダーなど人前に立つ役を任されることが多く、通信簿にはよく「裏で冷静にみんなを見ている」と書かれていたとか。
ダンス
小学生から続けてきた、表現の原点。高校のダンス部で自分を表現する喜びを知り、それが役者を目指す道につながりました。
歌・弾き語り
楽器を弾きながら歌うのも趣味のひとつ。事務所のプロフィールにも「歌」が挙げられています。
絵を描くこと
公式プロフィールの趣味欄に、歌・ダンスと並んで記されています。
バスケットボール
体を動かすことが好きで、球技も楽しむタイプです。
好きなもの
河合優実と本
憧れの役者として名前を挙げているのは、俳優でダンサーの森山未來さん。演技力とダンスの表現力をあわせ持ち、自分の軸を持って活動する姿勢を心から尊敬しているそうです。
映画好きになったのは両親の影響です。父親が家で観る三谷幸喜さんの作品や洋画を隣で一緒に観て育ち、家にあった北野武さんやクエンティン・タランティーノ監督の作品も後から観ていったといいます。影響を受けた日本の映画には、園子温監督の『愛のむきだし』を挙げています。
読書も好きで、好きな本のベストには川上未映子さんの『夏物語』や、脚本家・坂元裕二さんの『往復書簡 初恋と不倫』を挙げています。村上龍さん、村上春樹さんの小説も愛読しており、好きになった作家の過去作をさかのぼって読んでいくタイプなんだとか。
高校で身につけた英語力を生かし、本の文章や映画の字幕を翻訳する仕事にも関心があるといいます。役者をしていなければ、翻訳家を目指していたかもしれないと話したこともあるほどです。
音楽では、星野源さんとシンガーソングライターの柴田聡子さんが好き。食べ物は餃子と、パンやパスタなど小麦を使ったものが大好物です。一度はグルテンフリーの食生活に挑戦しようとしたものの、好きなものを我慢できずにあきらめたというエピソードには、親近感を覚える方も多いのではないでしょうか。
出演作品
河合優実 映画『あんぱん』にて
2026年9月時点で、河合優実さんの出演作は映画が約30本、テレビドラマが約20本、配信ドラマが10本ほど。主演作には、社会の片隅で生きる人物を描いた作品が目立ちます。ドキュメンタリーのナレーションなどテレビ番組での声の仕事も、近年ぐっと増えてきました。ここでは、ジャンルごとに主な作品を紹介します。
テレビドラマ・配信ドラマ
河合優実 映画『家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった』にて
河合優実さんは単発のゲスト出演から、朝ドラのような長期作品まで幅広くこなしてきました。ドラマでの演技力は賞でも評価されていて、2023年11月に放送された主演作、NHKスペシャル『シリーズ“宗教2世” 神の子はつぶやく』で第50回放送文化基金賞の演技賞を受けました。ここでは、なかでも話題を集めたドラマ3作品を紹介します。
『不適切にもほどがある! 』(2024年・TBS)
阿部サダヲさん演じる主人公・小川市郎の一人娘、小川純子役。1986年から現代へタイムスリップする父親と、昭和の不良少女である娘の掛け合いが話題となり、河合さんの名前が一気に広まりました。この役でザテレビジョンドラマアカデミー賞の助演女優賞を受賞しています。
『あんぱん』(2025年・NHK)
やなせたかしさんと妻・暢さんをモデルにした朝ドラで、ヒロイン一家・朝田家の次女、蘭子役。第11回から終盤まで出演し、婚約者を戦争で失いながらも自分の足で生きる女性を演じました。
『家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった』(2023年・NHK BSプレミアム)
連続ドラマ初主演作で、作家・岸田奈美さんの実話が原作。主人公・岸本七実役として、車いすユーザーの母やダウン症の弟と暮らす家族の日々を、関西弁で明るく演じています。
映画
河合優実 映画『あんのこと』にて
河合優実さんは、助演で存在感を示したあと、2023年以降は主演作も増えています。演技について本人は、主演では物語や空気感を自分が引っ張る意識が強くなり、助演では自分が何を足せるか、全体とどう調和するかを考えることが多いと話しています。代表作として押さえておきたい映画が次の3本です。
『あんのこと』(2024年)
入江悠監督が、2020年6月に新聞で報じられた実在の女性の記事に着想を得て描いた作品。過酷な家庭環境で育ち、薬物依存から立ち直ろうとする主人公・香川杏を演じました。第48回日本アカデミー賞の最優秀主演女優賞をはじめ、数々の主演賞につながった代表作です。
『ナミビアの砂漠』(2024年)
山中瑶子監督の長編作品で、主演のカナ役。2人の男性の間を行き来しながら、自分自身に追い詰められていく21歳の女性を演じています。第77回カンヌ国際映画祭の監督週間で国際映画批評家連盟賞を受賞しました。
『サマーフィルムにのって』(2021年)
時代劇好きの女子高生たちが映画づくりに奮闘する青春映画で、ビート板役。キネマ旬報ベスト・テン新人女優賞などを受けるきっかけとなった作品の一本で、河合優実さんの名前を映画ファンに知らしめました。
CM
河合優実広告で資生堂
河合優実さんがこれまでに出演したCMは20社以上。2024年ごろから大手企業の起用が一気に増えました。印象に残るCM3つを紹介します。
サントリー「クラフトボス」(2024年〜)
おなじみの「宇宙人ジョーンズ」シリーズに出演。2025年からは松たか子さん、杉咲花さん、伊藤沙莉さんとの四姉妹篇が放送され、2026年には役所広司さんとも共演しています。
ユニクロ(2024年〜)
ブラトップやメリノウールの「LifeとWear」シリーズに出演。自然体の日常を切り取ったCMで、2026年9月からはメリノ・カシミヤの「往復書簡」篇が流れています。
資生堂「ファンデ美容液」(2024年)
「さようなら、ファンデーション。」篇に出演し、商品のアンバサダーも務めました。
その他の活動
【激レアさん】河合優実ってどんな人? 2025.4.14 放送
ドラマや映画の出演のほかにも、ナレーションや舞台、アンバサダーなど河合優実さんの活動は多岐にわたり、その一部を以下にまとめました。
ナレーション・ドキュメンタリー
- 『ザ・ノンフィクション』「芸に命をかけた人」(2024年・フジテレビ)
- 『ETV特集』「“断らない病院”のリアル」(2025年・NHK Eテレ)
- 『プロフェッショナル 仕事の流儀』(2026年〜・NHK総合)
音楽特別番組
- 『NHK MUSIC SPECIAL 星野源』(2025年・NHK総合)ナレーション
- 第75回NHK紅白歌合戦(2024年)ゲスト審査員
- 第76回NHK紅白歌合戦(2025年)『あんぱん』紅白特別編に朝田蘭子役で出演
舞台
河合優実舞台劇での演技『ドライブイン カリフォルニア』
- 『フリムンシスターズ』(2020年)作・演出:松尾スズキ
- 『ドライブイン カリフォルニア』(2022年)作・演出:松尾スズキ
- 『私を探さないで』(2025年)作・演出:岩松了
アニメ
- 劇場アニメ『ルックバック』(2024年)主演・藤野役
- テレビアニメ『ルカと太陽の花』(2025年・NHK Eテレ)シュウ役
アンバサダー
河合優実ディオール グローバルアンバサダー
- 資生堂「ファンデ美容液」(2024年)
- 第33回フランス映画祭2026(2026年)
- ディオール グローバルアンバサダー(2026年)
ミュージックビデオ
デビュー当初から、人気アーティストのMVにも数多く出演しています。
- 手嶌葵「ただいま」(2021年)
- 坂本真綾「Duets」(2021年)
- 山下達郎「LOVE’S ON FIRE」(2022年)
- King Gnu「雨燦々」(2022年)
受賞歴
河合優実賞を受賞しましたELLE CINEMA AWARDS 2022 エル・ガール ライジングアクトレス賞
河合優実さんの受賞歴は、デビューから数年とは思えないほど充実しています。2021年度は新人賞、2024年度は主演賞と、わずか3年で賞の種類ががらりと変わったのが特徴です。その頂点といえるのが、2025年に受けた第48回日本アカデミー賞の最優秀主演女優賞。日本の映画人が投票で選ぶこの賞を、24歳で手にしました。主な受賞歴は以下の通りです。
2021年〜2022年
- 第43回ヨコハマ映画祭 最優秀新人賞(『由宇子の天秤』『サマーフィルムにのって』)
- 2021年度全国映連賞 女優賞(『由宇子の天秤』)
- 第35回高崎映画祭 最優秀新人俳優賞(『由宇子の天秤』)
- 第95回キネマ旬報ベスト・テン 新人女優賞(『由宇子の天秤』『サマーフィルムにのって』ほか)
- 第64回ブルーリボン賞 新人賞(『由宇子の天秤』『サマーフィルムにのって』)
- 第14回TAMA映画賞 最優秀新進女優賞
- 第44回ヨコハマ映画祭 助演女優賞
- ELLE CINEMA AWARDS 2022 エル・ガール ライジングアクトレス賞
- 第35回日刊スポーツ映画大賞・石原裕次郎賞 新人賞
2024年
- 第119回ザテレビジョンドラマアカデミー賞 助演女優賞(『不適切にもほどがある! 』)
- 第50回放送文化基金賞 演技賞(NHKスペシャル『シリーズ“宗教2世” 神の子はつぶやく』)
- 第16回TAMA映画賞 最優秀女優賞(『ナミビアの砂漠』『あんのこと』ほか)
- Yahoo! 検索大賞2024 俳優部門
- ELLE CINEMA AWARDS 2024 エル ベストアクトレス賞
2025年
- 第48回日本アカデミー賞 最優秀主演女優賞(『あんのこと』)
- 第79回毎日映画コンクール 主演俳優賞(『あんのこと』『ナミビアの砂漠』)
- 第67回ブルーリボン賞 主演女優賞(『あんのこと』『ナミビアの砂漠』)
- 第98回キネマ旬報ベスト・テン 主演女優賞(『ナミビアの砂漠』『あんのこと』)
- 第34回日本映画批評家大賞 主演女優賞(『あんのこと』)
- 第75回芸術選奨 文部科学大臣新人賞(『ナミビアの砂漠』)
- 第49回エランドール賞 新人賞
- 第33回橋田賞 新人賞(『不適切にもほどがある! 』『RoOT / ルート』)
- 第47回ヨコハマ映画祭 助演女優賞(『旅と日々』『敵』『悪い夏』『ルノワール』)
河合優実のとっておき情報
かわいゆうみ
ここでは、河合優実さんのあんなこと、こんなことをまとめました。
高校生のときに渡した手紙が、6年後の主演作に
河合さんは高校3年生のとき、山中瑶子監督の映画『あみこ』をミニシアターで観て強い衝撃を受けました。山中監督が19歳で撮った自主映画で、2回目に観に行った日、上映会場にいた監督に思わず手紙を渡し「いつか出演したい」と伝えたそうです。インタビューでは、ミニシアターで自主映画を観ること自体がほぼ初めてで、セリフやシーン、音楽に表れた監督の感性にひかれたと振り返っています。その約6年後、山中監督の長編作品『ナミビアの砂漠』で主演に抜てきされ、作品はカンヌ国際映画祭で国際映画批評家連盟賞を受賞。一通の手紙が、世界の舞台へとつながりました。
「好き」が仕事になる、ナレーションの縁
河合さんはバラエティ番組の特集をきっかけに、フジテレビのドキュメンタリー番組『ザ・ノンフィクション』を頻繁に見るようになったといいます。お気に入りは、茨城県日立市の飲み屋街「塙山キャバレー」の人々を追った回。そんな愛好家だった番組で、2024年5月に「芸に命をかけた人」の前後編のナレーションを担当しました。好きなアーティストに挙げる星野源さんとも縁があり、2025年6月放送の『NHK MUSIC SPECIAL 星野源』でナレーションを担当。星野さんの冠番組『おげんさんといっしょ』の最終回にはコメントも寄せています。好きなものを追いかけているうちに、それが仕事として返ってくる。そんな巡り合わせが続いているんです。
受賞の翌年は、日本アカデミー賞の司会者に
2025年に最優秀主演女優賞を受けた河合さんは、翌2026年3月13日に行われた第49回日本アカデミー賞授賞式で、フリーアナウンサーの羽鳥慎一さんとともに司会を務めました。司会は初挑戦で、前年に同じ舞台で賞を受けた当事者として、今度は受賞者たちを送り出す側に回った形です。演技で評価された女優が、1年後には映画界の祭典そのものを支える役目を任される。その信頼の厚さがうかがえますね。
まとめ
ダンスで表現する喜びを知り、1本のミュージカルをきっかけに役者を志した河合優実さん。デビューからわずか6年で日本アカデミー賞の最優秀主演女優賞を受け、2028年には朝ドラのヒロインとして毎朝お茶の間に登場します。社会の片隅で生きる人物を真摯に演じる一方、『不適切にもほどがある! 』のようなコメディーでも笑いを取れる幅の広さが、多くの作り手から声がかかる理由でしょう。
本人は「その作品を社会に届けたいと胸を張って言えるかどうか」を大切にしていると語っています。このプロフィールで紹介した作品選びにも、その姿勢が表れているのかもしれません。日本の映画やドラマの未来を担う河合優実さんの次の一歩を、じっくり見守っていきたいですね。
よくある質問
河合優実ってどんな人?
東京都練馬区出身、2000年生まれの女優です。2019年にデビューし、映画『あんのこと』で第48回日本アカデミー賞の最優秀主演女優賞を受賞しました。2028年度前期の朝ドラ『ほんのモキチ』ではヒロインを務める予定です。
河合優実の趣味は何ですか?
ダンス、歌、絵を描くこと、バスケットボール、弾き語りなど、河合優実さんの趣味・特技は多岐にわたります。とくにダンスは小学3年生から続けてきたもので、高校ではダンス部に所属していました。読書も好きで、村上龍さんや村上春樹さんの小説を愛読しています。
河合優実はいつから芸能活動をしていますか?
2019年2月にデビューしました。高校3年生のときにミュージカル『コーラスライン』を観て役者を志し、事務所に所属。同年5月にはドラマ『インハンド』でテレビドラマ初出演を果たしています。
河合優実に子どもはいますか?
2026年9月時点で結婚はしておらず、子どももいません。俳優の池松壮亮さんとの交際が報じられていますが、本人たちは公表していません。
河合優実の出演映画で最も人気の作品は?
河合優実さんの出演映画のなかで代表作として挙げられることが多いのは、2024年公開の『あんのこと』です。実際の出来事をもとにした作品で主人公・香川杏を演じ、日本アカデミー賞の最優秀主演女優賞を受賞しました。同じ年の主演作『ナミビアの砂漠』も、カンヌ国際映画祭で国際映画批評家連盟賞を受けています。